今日は妊活のストレスについてお話します。
いわゆる ”妊活うつ” になりかけていた時のお話です。
片足を、時には両足を突っ込んでいました。
本当に落ち込んでいる時期なので、
不快感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
ご理解の上、お読みいただけると幸いです。
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妊活開始から1年以上経っても、
私は自然妊娠の希望を捨てていませんでした。
タイミングがうまく取れていないだけ。
だから1年以上かかっている。
まだ焦る時期じゃない。
(でも本当は1日でも早く授かりたい)
この頃はまだまだ、不妊治療への拒否感は強かったです。
「不妊」じゃない。
ちょっと時間がかかってるだけ。
というのも、ピルを服用していた時、
定期的に子宮や卵巣など見てもらっていましたが、
最初こそ子宮内膜症の疑いと言われたものの、
その後は異常の指摘はありませんでした。
私は大丈夫。
夫の方に何かあるのでは…(-ω-;)
悪いけれど、本気でそう思っていました。
いやでも。
1年経っちゃったし、そろそろ治療も考えてみようかな?
少し気持ちが傾き始めた頃、
同僚2人からほぼ同時期に妊娠報告を受けます。
職場に妊婦さんがいる。
すごく、幸せそう。
そんな方々と、ほぼ毎日、長時間、顔を合わせないといけない。
その状況で、前向きに不妊治療できるだろうか?
少し話がそれますが、赤ちゃんって、どこから来るんでしょうか?
当時私は、空から来ると本気で思っていました。
雲の上から赤ちゃんが下界をのぞいていて、
「あのママのところへ行きたい!」
と言って、配達員のコウノトリに運ばれやってくる。
アニメでよく見るようなシーンを思い浮かべていました。
だからこそ。
妊娠報告を受けた時、
「同僚は選ばれたのに、私は選ばれなかった」
「私を選んでくれる赤ちゃんなんて、いないんだ」
「私に足りないものは何?頑張るから。努力するから教えてよ」
劣等感
不安
嫉妬
ぐるぐる渦巻いて、
自分が大嫌いになりました。
1人目の妊娠報告の時はまだ耐えられていたけれど、
2人目の妊娠報告では、もうダメでした。
私がダメ人間だから、赤ちゃんが来ないんだ。
自分をたくさん責めました。
仕事でミスをすると
「こんなんだから赤ちゃんから選ばれないんだ」と、
涙をこらえながら働く日もありました。
生理が来るたびに
ママ検定
不合格
と言われているような感覚になり、
泣いても泣いても泣き足りませんでした。
それでも。
同僚の言った
「コウノトリが飛んでいる」
という表現は、私に深く突き刺さりました。
運気は来ている。
妊婦さんたちは、幸運の象徴。
次は私、絶対次は私。
そう思っていたので、なんとか
妊活うつに片足を突っ込むところでとどまっていました。
そして、不妊治療は選ばず、
コウノトリを待つことにしました。