妊活と三十路ブルー

不妊治療中の30代前半女性です

2年目6話 妊活つらすぎる

今日は妊活のストレスについてお話します。

 

いわゆる ”妊活うつ” になりかけていた時のお話です。

片足を、時には両足を突っ込んでいました。

本当に落ち込んでいる時期なので、

不快感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

ご理解の上、お読みいただけると幸いです。

 

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妊活開始から1年以上経っても、

私は自然妊娠の希望を捨てていませんでした。

 

タイミングがうまく取れていないだけ。

だから1年以上かかっている。

まだ焦る時期じゃない。

(でも本当は1日でも早く授かりたい)

 

この頃はまだまだ、不妊治療への拒否感は強かったです。

不妊」じゃない。

ちょっと時間がかかってるだけ。

 

というのも、ピルを服用していた時、

定期的に子宮や卵巣など見てもらっていましたが、

最初こそ子宮内膜症の疑いと言われたものの、

その後は異常の指摘はありませんでした。

 

私は大丈夫。

夫の方に何かあるのでは…(-ω-;)

悪いけれど、本気でそう思っていました。

 

いやでも。

1年経っちゃったし、そろそろ治療も考えてみようかな?

少し気持ちが傾き始めた頃、

同僚2人からほぼ同時期に妊娠報告を受けます。

 

 

職場に妊婦さんがいる。

すごく、幸せそう。

そんな方々と、ほぼ毎日、長時間、顔を合わせないといけない。

その状況で、前向きに不妊治療できるだろうか?

 

 

 

少し話がそれますが、赤ちゃんって、どこから来るんでしょうか?

当時私は、空から来ると本気で思っていました

雲の上から赤ちゃんが下界をのぞいていて、

「あのママのところへ行きたい!」

と言って、配達員のコウノトリに運ばれやってくる。

アニメでよく見るようなシーンを思い浮かべていました。

 

だからこそ。

妊娠報告を受けた時、

 

 

「同僚は選ばれたのに、私は選ばれなかった」

「私を選んでくれる赤ちゃんなんて、いないんだ」

「私に足りないものは何?頑張るから。努力するから教えてよ」

 

 

劣等感

不安

嫉妬

 

 

ぐるぐる渦巻いて、

自分が大嫌いになりました。

 

 

1人目の妊娠報告の時はまだ耐えられていたけれど、

2人目の妊娠報告では、もうダメでした。

 

私がダメ人間だから、赤ちゃんが来ないんだ。

自分をたくさん責めました。

仕事でミスをすると

「こんなんだから赤ちゃんから選ばれないんだ」と、

涙をこらえながら働く日もありました。

 

 

生理が来るたびに

 

ママ検定

不合格

 

と言われているような感覚になり、

泣いても泣いても泣き足りませんでした。

 

 

それでも。

同僚の言った

コウノトリが飛んでいる

という表現は、私に深く突き刺さりました。

 

運気は来ている。

妊婦さんたちは、幸運の象徴。

次は私、絶対次は私。

 

そう思っていたので、なんとか

妊活うつに片足を突っ込むところでとどまっていました。

 

そして、不妊治療は選ばず、

コウノトリを待つことにしました。