妊活と三十路ブルー

不妊治療中の30代前半女性です

3年目24話 無駄じゃなかった

こんばんは。

 

人工授精1回目は撃沈したさとりっこです。

 

昨日の夫との話合いで、夫は男性不妊外来のある病院へ行ってみると決めました。

 

夫はさっそく、私の通院している産婦人科病院に電話してくれて、

どこの病院がオススメか聞いてくれました。

 

しかし…

「精液は出てるんですよね?

それならまずは当院の医師に相談してみてはいかがですか?」

と言われたとのこと。

 

 

私としては…ちょっとがっかり。

なんとも言えない気持ちになりました。

 

確かに精液は出ているんだろうけど、

日によってめちゃくちゃ量が少なかったり、

日によって精液が出るまで1時間近くかかったり、

精液採取が毎回すごくすごく大変そうだから言ったのに。

 

でも、夫は病院へ行って、先生と話してくると言ってくれました。

やれることはやっていこうね。

 

 

 

さて、今日は仕事で少しばかり講演をしてきました。

 

以前も書いたのですが、私は子どもと関わる仕事をしております。

 

その関係で講演を頼まれ、短い時間ではありましたが話してきました。

 

講演前後でいろんな方とお話したり、講演の感想を言ってもらったりと、有難い時間でした。

 

 

この講演を頼まれたのが4か月ほど前で、

 

(その頃には妊娠してるかもなぁ)

 

なんて夢見ていたのですが…夢に終わりましたね(;´Д`)

 

 

それと、4か月前、

この講演を頼まれたことを職場の先輩に伝えたんです。

そうしたら、

 

「さとりっこさんは順調にキャリアを積んでいるよね」

 

と言ってもらいました。

 

私、この言葉がすっごく嬉しかったんです。

 

何が嬉しいって、

 

(私はこの3年間、妊娠もできずただただ過ごしてきたと思っていたけれど、

ちゃんとキャリアを積んでいたんだ)

 

と思えたんです。

 

 

3年。3年ですよ?

妊娠が分かってから、子どもが2歳になるまで。

 

プレママから、お母さんになるまで。

プレパパから、お父さんになるまで。

 

この3年で、たくさんの命が産まれ、たくさんのママやパパに愛情持って育てられていると考えたら…

ふとした時に、「私何してたんだろ…」と思ってしまっていたんです。

コロナも重なって、どこへも出かけられなかったし、できることも狭まっていたこともあるかと思います。

 

 

「この3年は、けして無駄じゃなかった」

 

そう思えたら、肩の重荷というか、心の中のモヤモヤというか、

そうしたものがすーっと消えていきました。

 

 

そして、今までは、

 

「子どもができたら子ども最優先!

 必要なら仕事もやめなきゃ!」

 

と思っていましたが、

今は

 

「子どもができても、今まで通り仕事を続けていきたい」

 

と思うようになりました。

 

カンタンなことではないでしょうが…

キャリア含め、自分の人生も大切にしていきたいなと思えた日でした。